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音楽と旅と生活-埼玉県港湾公社

VISTAQUESTちゃん

今年の8月に日本縦断のお供として購入したVISTAQUESTちゃん(トイデジ)。

www.amazon.co.jp

 

撮ったその場で確認できないわファインダーは参考程度にしかならないわ夜目は利かないわ恐ろしく電池食うわでまさに“おもちゃ!”って感じの一品なんですがそんなやつほど愛着がわくもんです。

 

小生撮った写真に後から加工するのに一抹の罪悪感を抱いてしまうめんどくさい性格なんですが、こいつは「俺にはこう見えたからこう写す!!」ってエゴたっぷりにそこんところやってもらえるので気が楽です。そこが一番のお気に入りかな~。

 

それでもっていい写真が撮れるとやっぱり嬉しいので、ある程度たまったらここで発表する形式をとりたいと思います。とりあえず今回は9月~12月分をば。

(8月分は日本縦断のまとめであげます。)

 

みんなのお気に入りを教えてもらえると嬉しいな~~~!

 

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Noise for the underground vol.21 -エスカレーターは左側編- @下北沢SHELTER 2015.10.12

 

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「好きなアーティストを3つ挙げてください」と言われたら

アジカンと、VELTPUNCHと、あとひとつはDr.DOWNERかな、あ、でもこの先の人生で変わるかも」と答えます。

それくらい好きです、ベルパン。というかもう聴きすぎて好きなのかどうなのか、絶対思い出補正もかかってるしなあ。愛着があるって言った方がいいか。いや、でもやっぱり大好きだ。

 

というわけで行ってきましたベルパンワンマン。

各所で何回も何回も言ってるんだけど私のライブ処女は2010年の3月13日のシェルターのベルパンワンマンなんだ、『BLACK ALBUM』レコ発の。そんで5年7ヶ月ぶりに想い出のハコで大好きなバンドのライブを観られる、こんなに嬉しいことはないですよ。

というかもう5年も経ったんかい...!

 

そんなわけで気合も入って前日からそわそわムダ毛の処理も念入りに当日家を出て乗り換えの新宿駅に着いた時点で心臓バクバクでした。そうそうこれだよね、この感じ。

 

5年前と変わらず開場3時間前には下北沢に着いててふらふら時間つぶし。変わったのはビールが飲めるようになったことと北口の駅前市場ぐらいかなー。5年前と変わんないなら1曲目は「killer smile」が良いなと思いつつ。

そんな希望が叶うんですね、以下セットリストです。

 

 0.VELTPUNCHのテーマ(ナガヌマさんとアラカワさんのラップ)

 1.killer smile

 2.無愛想に降り続ける雨のせいではない

 3.CRAWL

 4.SENSE

 5.Sports

 6.Fighting pose

 7.LET IT DIE (OAO)

 8.Don't stop me

 9.MOUSE OF THE PAIN

 10.シーズンインザスリー

 11.Shandygaff in cold glass

 12.ミニスカートキラー

 13.HINOIRIのテーマ(アコースティック)

 14.H.A.N.A.T.A.V.A(アコースティック)

 15.Cheep Disco 13steps

 16.クライマーズハイ

 17.The Newest Rock

 18.Teenage dance

 19.The sweetest

 20.YOUR COROLLA

 =アンコール=

 21.DIC954

 22.Cindy... come back

 23.CRASH CRASH CRASH

 

残念ながら「トリセツ」はやってもらえませんでしたね、ツイッターで反応いただけただけで嬉しいですが 笑

 

「killer smile」のイントロのギター聴いた瞬間高校時代に戻った感じでグオォ~と内からこみ上げるものが。うーんやっぱり最高にクールなバンドだ!でもMCになると男子高校生みたいな下ネタしか言わないんだよな!そういうとこも含めてクール!(なのかね~)

 

個人的に「killer smile」「MOUSE OF ~」「Cheep disco ~」がアツかった。「弱者への優越感がお前らの蜜かー!」ってみんなで拳突き上げて叫んだりチープディスコは文字通り踊りまくった。終盤の《♪Everytime is 13steps ~》からのあのじわじわと盛り上がる感じとかね、最高。まさか聴けるとは。

「リクエストで多かった曲です、にゃあ~(裏声)」ときてまさか!そのまさか!「H.A.N.A.T.A.V.A」アコースティックバージョン想像以上の良さでした。アイコさんの鉄琴が絵になるんだわ。いつかアコースティックだけで1本ライブやってほしいな~。

 

MCはカリウム摂取のために楽屋でバナナ食べてた話と曲提供したベイビーレイズのシングルがオリコン9位に入ってオリコン社からロケットペンシルをもらったっていう嘘か真かわからない話と(嘘らしい)小さいころドリフで喘息になりながらバカ笑いした話よ今日持って帰ってほしい3つの知識くらいだったかなあ。

ちなみに3つの知識はクジラのナニはアレすると3m、カメのナニは頭より大きい、韓国にはちょっとえっちな名前の女子高があるの3つでした。わーい下ネタ!やった!私の中でナガヌマさんが下ネタのお兄さん的な立ち位置になっているよ!ナガヌマさんを見るアイコさんの氷点下の目線もくるものがありますね、クセになりそうです 笑

 

あと姫野さんが見に来てたのがすごく嬉しかった。姫野さんも姫野さんのギターも大好きだったんだよー!思わず「姫野さぁん!」といってしまい一人で恥ずかしくなってました。

 

本編のラストのカローラで今日はうまい棒じゃなくバナナ。手のばして貰えました嬉しい!ついにバナナを配る日が来たのか...ナガヌマさんのバナナか...(語弊)

 

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ナオキさん、アラカワさんと加入してやっぱり前より音が真面目になったなあという印象があります、前はもっと勢いがあり余ってたような。まあそれもそれで新生VELTPUNCHですよね、そういう色で最高なやつを届けてくれる気がします。

 

高校時代に戻って無邪気に楽しめた、音楽の楽しさを再確認できた夜でした!本当に!やっぱりベルパンはいいな!

アルバム期待してますよー!

 

 

追記

 

人生で初めてセトリをいただきました。セトリ処女。ありがとうございますナガヌマさん・・・!

ファイルに挟んで風水的に良い方角へ飾っておきます。

 

 

Contemporary Sapporo Cruise

日本縦断旅もいよいよ旅立ちと言ったところなんですが、その前に昨年11月13日~15日の札幌旅のまとめをここで公開します。

毎度旅に出る度に企画名というか、旅のテーマになるような名前をつけて己の気分を高めているんですが、この旅の名前は名付けて!

《Contemporary Sapporo Cruise 》

イェーイ!!!

 

ご存知の方はご存じだと思いますが、ceroというバンドのワンマンライブ札幌編のタイトルをそのまま拝借です。

どうして札幌まで足を延ばしたのかというと、ceroと「Contemporary Tokyo Cruise」という曲が大好きというのはもちろん、それに足して昨年9月開催のContemporaryシリーズ京都編参加が都合により叶わず悔しい思いをし、「次はどこで開催だろうと行く!」と固く心に決めた結果の北海道遠征です。

北海道なんて子供のころ両親に連れられさっぽろ雪まつりを観に行った朧げな記憶しかないので、ほぼ人生初北海道と言っても過言ではないのでは。

 


「cero」Contemporary Tokyo Cruise - YouTube

件の名曲。聴いて!お願いだから!!

 

そんな旅に引っ掛けてなんとフェリーで札幌まで行ってきました、写真ばかりですが旅の記録をお楽しみください。

 

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《日本縦断》旅支度編その2

旅支度編その2、切符をめぐる5日間の戦いの記録です。

 
 

7月21日(火)

初日の狙い目は「急行はまなす」のカーペットカー。

札幌~青森を走る定期の夜行急行列車ですが、1両だけフェリー2等客室みたいなカーペット敷きのごろ寝できる車両があって、そこは運賃+急行券の他に指定席券(520円)だけで乗れちゃうんです!ま、18きっぷ使えないから結局運賃とか全部払うんですけどね(; - -)

他に横になれる席だとB寝台というのもあるんですが、指定席券の代わりに寝台券(6,000円強!)が必要なのでだったら安くて横になれるカーペットカーのがいいよね、というわけ。

 

事前にチェックしておいた最寄りJR駅(便宜上A駅とします)の窓口は4:20から事前受付開始とのこと。が、さすがに眠、ゴホン、そこまでのガッツは持てずそもそも始発が動いてなかったりで結局家を出たのが5時ごろ。ガッツない割にもう並んでるんじゃないかとめっちゃそわそわする私。これはライブの開場前に似ている・・・!

ここでもし遅い番号だったら次に近い駅にもお願いしとこう、と脳内で作戦会議。

 

5時半ごろにはA駅着。窓口正面は閉まってるけど改札側の窓口は開いてる。おずおずと「指定席の事前受付をしたいんですけど...」と申込用紙を渡すと、「6番目の受付になりますがよろしいですか?」との返答が。

ろ、6番!もっと10人以上は来てると思ってたのでそこまでショックではない、けど微妙なライン・・・。

かといってここで断って後の駅でめっちゃ後ろの番号でも嫌なので「お願いします!」と元気よくお返事、希望の座席の確認をしてA駅は申し込み完了。

よし、次はB駅や・・・!

 

電車に揺られてA駅とは反対方面に40分、B駅着です。A駅よりは利用者少なそうなイメージ、というか実際A駅がはんぱないだけでした。

そういうわけかどうか分からないですがB駅は受付2番でした。うっ、ここでも1番乗りならず。

ここらへんから火がついてきて勢いでC駅へ向かいます。人間は欲深いナァ・・・。

 

ところで指定席の申込用紙は4つまで希望が書けるんですが、今回はどこも ①カーペットカー レディ上段 ②カーペットカー上段 ③カーペットカー ④ドリームカー の順で希望出しました。ドリームカーは指定席券で乗れるリクライニングシートです。なるたけ安く済ませたい~。

 

次のC駅では3番手。もう私は1番取るまで駅回るぞという意気込みなので当然次のD駅へ。どんどん郊外の方へ。

 

D駅は4番。むむむ。どうやらD駅では結果の電話連絡はしてもらえないらしくまた12時ごろ伺いますと言ってしまう私(窓口のおじちゃんがこわかった)。さて12時までどこで時間つぶそ・・・。

 

で、結局ダメ押しのダメ押しでかなり遠くまで来ました、E駅。もうこれ自体ちょっとした旅です 笑

時間も時間だし(この時既に8時過ぎ)どうなんでしょ、と思ったらここできました1番!これだから田舎は最高だぜ!!(失礼)

 

これだけ数打てばどうにかなるでしょ、いやなってくれ、ということで駅巡りはここらでストップしてD駅に出向くまで待機です。早朝から動いて眠い、か、仮眠を・・・!

ネカフェでもあればよかったんですがファミレスしかなく、デニーズのモーニングで時間をつぶそうにもどことなく居づらい雰囲気(おばちゃんスタッフが新人への仕事の説明をはじめてしまったのだ)。

そのあとは結局町をぶらぶらしたりベンチでうっすら眠ったりでした。ニートかな?

 

 

そんな感じで時間をやり過ごし11時半。約束したD駅まで出向こうとしたその時いちばん番号が早かったE駅から着信が。なになに?

 

・・・え! 

第1希望取れたって??!?! こんなにあっさり?!!

 

思わず電話口で「本当に取れたんですか?!」と確認してしまう私。こ、これだから田舎は最高だぜ!(失礼)

スキップでもしそうな足取りでE駅へ。 

 

E駅窓口で「はまなすの指定席券お願いしてた者なんですけど...」と言うと「はまなすレディの上段の方ね」と2枚ほど切符を出してくれます。「運賃と合わせて15,980円です」

はいはい15,980円ですね・・・、ん?

事前の計算だと10,000円ちょっとで済んだような、あれ東室蘭じゃなくて始発から買ったからかな・・・?

 

「15,980円ですか?」

「そう」

「・・・?」

「・・・?」

 

腑に落ちないのでもう一度切符を確認すると、・・・あ、これ・・・、

カーペットカーじゃなくてB寝台の上段ですわ。

 

「あ、」

「?」

固まる私と訝しげな顔の職員さん。しまった、ぬかった、受付の時しっかり説明しておけば、もっとわかりやすく書いとけば、うわこれ他の駅でもこんななのかな、とか色んな思いが頭を交錯。

 

すぐに事情を説明してその場ではまなすカーペットに空きがあるか確認していただきましたが、当然空きなんてないんですよね、ははは・・・(T▽T)

「これキャンセルしたらもう(はまなすのどの席も)取れないと思うんですけど、どうされますか?」と聞かれたんですが、一応他の駅でも申し込んでるし、最悪青函はフェリーでどうにかしますと伝えて(本気でその手段も考えてました)、せっかく取っていただいたんですがE駅の分はキャンセルしていただきました。わし、説明不足の申し訳なさと取れなかった残念さですごい情けない顔。

 

これはアカン気がするぞ、と思いつつD駅へ。嫌な予感しかしない・・・。

しかしD駅では第一希望が“カーペットカーの”上段というのは伝わっていたらしく(じゃあさっきのは何だったんだとかは突っ込まない)、まあ伝わってても取れてなかったんですけど、何とか第4希望のドリームカーは取っていただけました。あ、ありがたや~~~!なむなむ!

この先取れている保証もないのでここでとりあえず指定席券と急行券だけゲット。もし他で上位の希望が取れてたらこの券は手数料払ってキャンセルです。

 

とりあえず本州へ渡る手段をゲットしたので一安心、でもせっかくこんな動き回ったんだから残りのどこかでカーペット取れててくれ、という思いが半々。残り3駅は電話で可否を知らせてくれます。うわ~!お願い!!頼む!!!

 

着信、3番手だったC駅から。結果は全滅でした・・・ドンマイドンマイ。

 次に2番手だったB駅はD駅と同じでドリームカーだけ取っていただけたそうですが、ドリームカーは既にD駅で発券済みなので申し訳ないですがキャンセル。すみません。

 

残るはA駅、6番手だったから絶望的かなと思っていると着信が。A駅は取れなかった場合だけ電話連絡ということだったので、この時点でカーペットカーへの夢は絶たれたか・・・。

 

 「先ほどの事前受付の件なのですが、」

「はい」

「第1希望、第2希望のカーペット上段はお取りできませんでした」

「はい・・・」

「第3希望のカーペット下段はお取りできましたがいかがなさいますか?」

「・・・!?」

 

?!!?!?!!??!!?!!!?!!??!

 

「エッ、カーペット取れたんですか?!」

「はい、お取りできました!」

えっウソ本当に!?いやでもE駅の一件があるから信用できねぇな!?いやでも取れたって言ってたしな !?といまいち素直に喜べないままA駅へ。

 

そしてA駅で手に入れたのがこいつです。 

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この輝き・・・夢にまで見たカーペット号の文字・・・本物だけが放つ気品・・・

 

・・・かどうかは知りませんが、なんとなんと最寄りでいちばん番号が遅かったA駅で無事はまなすのカーペットカーをゲットすることが叶いました。なんか、灯台下暗しって感じですね。あの時間と手間は何だったのか・・・。

 

しかもよく調べたらこの席、下段なんですが区画の端なので片方は壁になっている隅の席なんです。寝返りも片側の人にだけ気を遣えばいいラッキーシート。

本当、A駅の方ありがとうございました!!!

 

というわけで、この日から切符を取るならA駅、と心に決めました。

6番手なのにどうして取れたのかは、端末の台数とかの問題もあると思うんですがいちばんは窓口の方の経験値なのではないかなと。難しい切符を取る時は大きすぎる駅はNG(たぶん沢山並んでる)、小さすぎる駅でもNG(そう頻繁に頼まれないので時間がかかる?)で、利用者は結構いるけど規模はそんなに大きくない駅がいいみたいですね。むずかしいわ。

 

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闘いの記録

 

ところでさっきもちらっと申したんですが、実ははまなす東室蘭から乗る予定だったんですが、「せっかく乗るなら・・・」と甘い考えで始発の札幌から終点まで乗り通す切符を買ってしまいました。もちろん18きっぷで乗れないので運賃もその分高くなりましたが、ま、記念ってことで。(後にこのパターンでどんどんお金を使っていきます。旅なんてそんなもんでしょ、ってね~~~)

 

 

7月22日(水)

初日の激闘から一夜明け、本日のターゲットは「リゾートしらかみ」と山形新幹線のつばさ156号。新幹線は余裕でしょ、でも一応指定席取っとこう。慎重派なんです。

リゾートしらかみは観光列車のひとつです。観光列車、よくよく調べたら全国至る所で走ってるんですね。しらかみは青森~秋田を五能線乗り入で走ります。車内での三味線の生演奏や、海好きとしては車窓からの日本海も要チェックです。

 

リゾートしらかみはA,B席が海側の席だというのはリサーチ済み。

そんなに急がなくても大丈夫かな、と10時打ちせずに10:30頃にA駅で発券してもらいましたが無事A席ゲット。昨日に比べれば全然イージーモードでした。

 

ところで昨日家に着いてから気が付いたんですが、はまなすの運賃は100km超えなんで学割が適用されるんですよね。で、調べたら今日のつばさも100km超えなので学割適用。学割証発行してなかったのでつばさはまた後日、札幌~青森も乗車券だけ乗車変更してもらうことにしました。

 

 

7月23日(木)

中盤戦突入、今日のお目当ては「ムーンライトながら」です。正直ここを越えればあとは楽勝なんじゃないでしょうか、そんな気がします。

 

ムーンライトながらはまなすと同じ夜行列車なんですが、ながらは定期運行ではなく18きっぷの時期限定で運行する快速列車で、東京~岐阜県の大垣まで東海道線を走ります。快速なので18きっぷ+指定席券だけで乗れちゃうんですよ!すごい!

座席は普通のリクライニングですが、+520円で寝ている間に岐阜県まで運んでくれるので特に18きっぱーには人気の列車らしいです。

 

これは10時打ち必須だなーと思いひとまずお馴染みのA駅で事前受付。駅員さんと確認をして念のためB駅へ向かいます。

 

B駅へ着く頃にはもう10時を回りそうだったので、事前受付はせず10時になったら直接申し込みをするよう用紙を記入します。念のため駅備え付けの時刻表で発駅や時刻など念入りに確認しつつ書いていると、

 

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・・・あれ?

 

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・・・おや?

 

・・・もしや、

来月の今日ってもう運転終了してる・・・?

 

エッ私今まで何見て計画立ててたの?アッまさか見てたの上りの運行計画・・・?!やっちまった?!?!!

パニックの中 一応ダメもとで窓口に8/23希望の申込用紙出してみると

「23日だと下りは運転終わってますけど...」

 

で、デスヨネーーーーーーーーーー!(T▽T)

 

自前の時刻表で何度も確認しましたがやっぱり1日間違えてました・・・今年のながら下りの運行は8/22まで・・・。

 

いや落ち込んでられない、その場で代替案を探しましたがサンライズ瀬戸・出雲くらいしか見つからず・・・。サンライズは豪華寝台で値段もお高く人気もあるのでさすがに無理だ・・・。

 

・・・。

しょうがない、夜行バスを取ろう・・・。

 

悩みに悩んで、結局東京~京都間の夜行バスを予約しました。

この時点で純粋な鉄道で日本縦断ではなくなってしまったわけですが、仕方ないですね。ムーンライトながら、絶対乗りたいのでまたいつかリベンジします。

 

その後A駅から着信が入っていて、ご想像の通り「運行していないので取れません」という話だったのですが、なんと「運行している上りの方を一応お取りしておきました」とのこと。どこまで優しいだA駅・・・!しかし上りだと意味ないのでキャンセルさせていただきました。こちらの勘違いなのにわざわざありがとうございます(´;ω;`)

 

 

7月24日(金)

今日の目標は「マリンライナー」のパノラマ席。

本州から四国へ渡る瀬戸大橋線を走る快速列車なんですが、グリーン車の先頭4席だけ前面展望が楽しめる「マリンパノラマ」という席の扱いになっているそれ狙いです。

ちなみにグリーン車指定席なのでここも18きっぷ使えません、自由席なら使えるんですけどね。おとなしく運賃払いますよ。

 

マリンパノラマは昼過ぎにA駅の指定席券売機で買ったんですがどの席もガラガラでした。なるほどこういうのは簡単に取れるのね。せっかくなのでまた始発の岡山から終点の高松まで購入です。

 

このあと大学ではまなすと新幹線用の学割証をコソコソ発行。翌日学割で乗車変更と乗車券を購入できました。

 

 

7月26日(日)

1日空いて長かった切符争奪戦も今日が最終日。色々あったなぁ・・・。(しみじみ)

本日は旅の最終日に乗る九州の観光列車「いさぶろう」をゲットしたいと思います。熊本の人吉から鹿児島の吉松まで走ってるんですよ、と言われてもあまりピンと来ない地名ですね。私にとって九州は上陸したことすらない未開の地なんですな(゜ω゜)

 

毎度おなじみA駅に11時ごろ着いて窓口で発券を依頼。いさぶろうは日本三大車窓(はじめて聞いた)の矢岳越えだったりスイッチバックスイッチバックループ線鉄ちゃん的楽しみも多い列車です。三大車窓側は進行方向左側D席らしいのでそこは外さずお願いします。

 

で、案外すんなり発券していただきました。すかさずどの席が取れたかスマホで座席表をチェック(ここ数日でこれがクセに...)すると、どうやらD席でも戸袋の関係で窓が小さい座席にあたってしまったらしいの、けど編成によりそうじゃない日もあるような・・・?

ぐ、ぐぬぬ、取っていただいて早々申し訳ないのだけれどせっかくなら大きな窓で車窓を楽しみたい・・・!

 

・・・というわけで大変申し訳ないのですが窓口に並びなおして座席を変えてもらうことに。どうやらすぐに編成が分からないらしく、JR九州にわざわざ問い合わせていただいたりなんやかんや窓口の方総出で無事大きな車窓のD席を確保していただきました。

 

本当A駅の方には数日間世話になりっぱなし迷惑かけっぱなしで申し訳ないやらなにやら・・・!この場を借りてありがとうございます!もうしばらく来ませんのでご安心を!笑

(とか思ったら後日A駅から連絡が来て乗車変更時の手数料を領収し忘れたとかでまたすぐ出向いたんですけどね 笑)

 

 

この5日間の教訓は

一、申し込み時は希望の座席をしっかり伝えるべき

  (はまなすの時のように認識のズレがあるかもしれない)

一、細かい希望がある場合は厚かましいとか思わずに最初から伝えるべき

  (後から乗車変更は駅員さんの手間ですからね)

一、運転日は時刻表でしっかり確認する

  (ながら・・・悔しい・・・;;) 

・・・って並べてみるとコレどれも当たり前だ!(;´д`)

なんだかんだ人生初の「10時打ち」、楽しかったです!!!

 

さて、すべて希望通りとはいかずともこれで欲しい切符は準備完了!

(書き忘れましたが肝心の18きっぷは金券ショップで若干安値で購入しました^^)

無事 計画実行できそうです!!!

 

《日本縦断》旅支度編その1

【前回までのあらすじ】

旅鉄の皆さんに影響されて稚内~枕崎の日本縦断を決めたみそいち!

時刻表も読めないところから始めてついに6日間の日本縦断旅程を練り上げることに成功したのだった!

さぁ次は旅支度だ!

 

 

・・・というわけで旅支度編です。

 

まずは必須ですね、宿の手配。

ネットからじゃらん楽天トラベルを使って駅近で安いビジネスホテルを予約。今回は最安で3,700円、最高で5,000円で予約できたよ。わーい!

全行程だと9泊10日なんですがうち5泊を車内泊にして宿泊費を浮かせる作戦だったので、実質ちゃんと体が水平になる場所(=宿)に泊まるのは4回の予定です。改めて書いてみると結構な弾丸旅行っぷり・・・!

多少無茶の香りはするけど宿の手配は難無くクリア!(つっても駅までの距離と金額との兼ね合いで悩んだとこも多かったけどね)

 

次に自宅から日本縦断の出発地(稚内)と到着地(枕崎)までの交通を考えますよ。

調べてみると、稚内へは札幌から6,200円で都市間バスが走っているようなのでそれに乗ることに。札幌まではLCCかなー、ということでジェットスターで早朝1番の便を諸々込8,870円でゲットでござる。早朝の成田空港まではどうやら東京駅発の深夜バスが走っているそうなのでそれに乗りましょうか。

枕崎から自宅へはいくつか候補があって、鹿児島から飛行機とか博多から飛行機って手もあったんですが、ここは乗るしかないでしょエクストリームで有名 博多~東京夜行バスに!ということで、枕崎~鹿児島を鉄道、鹿児島~博多を昼行バス、博多~東京を夜行バスといった行程で組んでみました。

ちなみに博多~東京の夜行バスはお値段が10,900円するんで素直にLCCとかで帰った方が実は安いんだよね、でも旅のロマンには変えられないよね・・・!ということで予約しちゃいました。

 

そいでもって荷造りですがこれはまあ特に面白いこともなく当日までに終わらせました。

・・・嘘です当日も支度してました。ギリギリー。

 

そうそう、この旅の為にバックパックを買いました。ChumsのSinawava45、前から欲しかったんだよな、えへへー。CHUMS (チャムス)『Sinawava 45』 (ONE SIZE, 2.Red)

 

あと面白そうだったのでVISTAQUESTってトイデジも買って持っていきました。トイデジなので家に帰るまでどんな写真が撮れたかわからないこのドキドキ感、たまらんですな。

 

さてさて、前置きが長くなりましたが私が熱く語りたいのはここから、

日本縦断のための交通の手配、もとい切符争奪戦のお話だーーー!!!!!

 

・・・切符なんて券売機で買えますでしょ?って声が聞こえてきますね。

買えるんですがやはり人気の列車となると人気バンドの解散ライブくらいチケット入手困難、自分でちんたら券売機操作しているうちに売り切れてしまうわけです。

 

そこでどうするのかといいますとずばり プロに頼む!

新幹線や急行の指定席券は、乗車希望日1ヶ月前の10時ちょうどに全国平等に発売されます。その10時ちょうどに欲しい切符を発券してもらえるようみどりの窓口に頼むのことを俗に「10時打ち」と呼びます。そういうテクです。へ〜。

 

で、この10時打ちをしてもらうため、早朝から「事前受付」というのをしてくれる駅があります。朝の4時とかに窓口に並んで、発券時に本人がいなくても受付順で10時打ちしてくれる非公式サービス。あとは電話なり直接窓口に行くなりで希望の席が取れたかどうか確かめて購入やらキャンセル待ちやらをする。

やってくれる駅やってくれない駅はまちまちなのでそこは自分の足で見つけましょう。事前受付してくれるとこは大体何時から〜とか張り紙が出てますよ。

 

・・・と慣れた体で説明しましたがほぼほぼネットで得た知識、私の身近には鉄はいないのだ(´_ゝ`)

 

 

今回私がゲットしたい切符と推定難易度はこちら。

①急行はまなす カーペットカー上段(できれば女性専用区画)(至難&至難)

②つばさ156号(余裕)

リゾートしらかみ2号(ちょい難)

ムーンライトながら(至難)

マリンライナー29号 マリンパノラマ(ちょい難)

⑥いさぶろう1号(ちょい難)

 

わからない、ネットの皆さんの戦いっぷりを見ての難易度だけど果たしてこんな感じで取れるのだろうか。はまなすカーペット上段なんて1列車に8席しかないし女性専用区画だと2席ってマジか...、ま、まあダメもとのつもりで。

 

で、進行方向左右どちらの車窓が眺めがいいか調べているうちについに決戦の日を迎える。これから5日間にわたるみどりの窓口通いの日々が始まるのだ、待ってろよ、指定席券!!!

 

 

長くなりそうなので次回、旅支度編その2へ続く!

 

《日本縦断》プロローグ

ほとんどの人は旅が好き(だと勝手に思っている)わけですが、例に漏れず私も旅好きです。

ともあれ大体がライブやフェスメインの3泊程度の旅でした。それが今回なぜ日本縦断に踏み切ったかといいますと、あれは確か去年5月頃の出来事(だったような)・・・。

 

暇つぶしの首都圏大回り乗車(下記参照、鉄オタと暇人の嗜み)にハマっていた当時、読み漁っていた旅鉄ブログで「青春18きっぷで日本縦断ができる」という情報を発見しまして。

d.hatena.ne.jp

1枚の切符で日本の端っこまで行けてしまうという事実にとてつもなくわくわくし、大回りにも飽き気味だった私は当然そんな旅してみたいに決まってるじゃん!と思ったのです。

 

しかし!日本縦断規模となるとちょっとは鉄道の知識が必要になるようで、乗換検索で行程を組むよりは時刻表を使った方が自由度も高いし柔軟なプランニングができるとかなんとか。

あんなぶ厚い数字だらけの読めるんか、というか読むってどゆことよ…とも思いましたが、日本縦断へのわくわくの方が俄然強くて生まれて初めて時刻表を購入しました。8月号だったから去年の7月あたりの話かな。

時刻表は活用できるかは別として意外とすんなり読めました。といっても最低限です。

 

さて次はルート選定。乗り継ぎを考えつつどの路線で南下していくか検討です。

ところでなぜ北から南の南下ルートを選んだのかというと、やっぱり好きな音楽に影響されてしまった結果で、andymoriの「楽園」という曲に《南へ南へ南へ南へ行く旅だよ》というフレーズがあるから、という音楽ラバーな理由からです。

こんなアウトローな記事を読んでいる人はきっと好きになるバンドだと思うのでぜひ聴いてみてください。


andymori 楽園 - YouTube

 

ルート選定、めっちゃ時間かかりました・・・。

何しろこの時点では今年の夏休みに行く、ぐらいしか決めてなかったので、旅に何日かけるか、日本海経由か太平洋経由か、観光するのか etc・・・。

 

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諸先輩方の日本縦断ルートを参考にしつつ、こんな感じでエクセルに停車駅、着発時刻等書き込みながら計画していきました。欄外右に「八戸 627...」とあるのは左の表の青森から先の別ルートで、比べつつどちらの方が効率よかったり楽しく進めるかの吟味用です。

日本狭しとは言っても鉄道網はあちこちで分岐しながら繋がってるのでルート考え出したらキリなかったです。楽しかったけど優柔不断も大概にしないとね・・・。

 

構想1年のビッグプロジェクトは 7月上旬、どうにかこうにかルート決定までこぎつけて行けそうな日程もほぼ決定。全6日間、地元への行き帰りを含めると9泊10日(!)の大冒険の全貌がここでようやく見えました。ヤッター!

 

次回、旅支度編へ続く!

《日本縦断》まえがき

去る8月20日〜26日、6日間で日本縦断をする旅をしてきました。

 
そういうわけで唐突ですが、次回から数回に分けて旅に至った経緯、支度、出発、旅、帰宅、反省諸々について書いておきたいと思います。
こんな機会人生に何度もないしね。いやあるかも?
 
これから日本縦断を考えている方、日本縦断まではいかなくても旅したいなぁと考えてる方の参考になれば幸いです。
鉄オタの方は鉄道初心者の私の旅鉄デビューともいえる旅を温かい目で見守っていただけると嬉しいです。
そんな予定微塵もないし鉄オタでもない人も、楽しく読めるように善処しますのでしばしお付き合いいただけると嬉しいな!
 
それでは、はじまりはじまり~!